真夜(まよ)
真夜(まよ) Rosa 'Zenfumayo' Mayo
紫色を強く含む黒赤色で、開花後にブルーイングして見事なロイヤルパープルに変化します。
早咲き性で、気温の低い時期に開花するので他の同色系品種よりも発色が良く、花保ちが良いため、ブルーイング後の花色を長く楽しめます。
花には典型的なダマスク系の香りがあり、その香りは「さわやかなフルーツと粉っぽさと蜜の甘さ、こくのあるクローブがバラらしい香りと調和した、華やかで芳醇な香り」と評されています。
数輪の房咲きになり、花付きがとても良い品種です。
株は適度にまとまり、枝にはしなやかさがあり、広がりを見せ、混植でも他の植物と良く馴染みます。
従来の黒バラのように枝が暴れることもなく、棘が少ないので扱いやすいのも特徴です。
本品種の最大の魅力である深みの色彩を出させるには、鉢栽培にして半日陰に移動させたり、建物の東面など植えることをおすすめします。
説明
作出年:2010
作出者:河合伸志
系統:フロリバンダ
開花習性:四季咲き
花径:7cm
樹高:120×80cm
花形:丸弁抱え咲き
香り:強香
植え付け
庭植えにする場合、休眠中の12月~3月上旬までに行うと根や芽を痛めない。(厳冬地では4月中旬から5月上旬が適期)
水遣り
冬は土が極度に乾燥しない限り水やりは不要。夏は土が乾いたら水を十分与える。
庭植えのバラには株元にバケツ1杯位、 鉢植えは鉢底から流れ出るまで水を与える。
夏場は日中に与えると土の中が高温多湿になるため午前中の涼しい内に終わらせるのが理想。
日照条件
バラは日照を好みます。日光が少しでも長く当たるところで栽培すること。
最低3~4時間から半日以上は必要。日光の当たる時間が花つき・花色を左右します。
生育条件
バラは肥料食いと言われるほど、他の植物と比べると多くの肥料を必要とするため、
花後(6月末と10月下旬)油かす、などの有機質肥料に堆肥を混ぜて株元にやると理想的。
または緩効性の化成肥料でも良い。
ご案内
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