みかも
みかも Rosa 'Mikamo'
故小林氏が育成した最初の品種で、その後に作出されていく青バラの原点となっている品種です。
紫色を含む黒紅色の花は開花後にブルーイングし、より一層深みのある紫色に変化します。
花付きがとても良く、数輪の房咲きとなって開花し、ダマスク系の濃厚な香りを放ちます。
株は樹勢が強く、初心者にも向きます。
トゲが少なめの枝は2~3mまで伸長し、細めでしなやかさがあるため誘引はしやすいです。
品種名は、故小林氏の住んだ栃木県にある山の名前に由来します。
説明
作出年:1963
作出者:小林森治
系統:シュラブ、ラージ・フラワード・クライミング
開花習性:返り咲き
花径:10cm
樹高:2.0m
花形:クォーターロゼット咲き
香り:強香
植え付け
庭植えにする場合、休眠中の12月~3月上旬までに行うと根や芽を痛めない。(厳冬地では4月中旬から5月上旬が適期)
水遣り
冬は土が極度に乾燥しない限り水やりは不要。夏は土が乾いたら水を十分与える。
庭植えのバラには株元にバケツ1杯位、 鉢植えは鉢底から流れ出るまで水を与える。
夏場は日中に与えると土の中が高温多湿になるため午前中の涼しい内に終わらせるのが理想。
日照条件
バラは日照を好みます。日光が少しでも長く当たるところで栽培すること。
最低3~4時間から半日以上は必要。日光の当たる時間が花つき・花色を左右します。
生育条件
バラは肥料食いと言われるほど、他の植物と比べると多くの肥料を必要とするため、
花後(6月末と10月下旬)油かす、などの有機質肥料に堆肥を混ぜて株元にやると理想的。
または緩効性の化成肥料でも良い。
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